猫に罪は無いんだけど・・・
5月末に名古屋市のペット不可の市営住宅で猫を30匹飼育して退去命令というニュースが流れました。
その後、殺処分にはしないようにって情報が追加されました。
どうしてそんなに飼育してしまうのだろうと不思議に思う人も多いんじゃないかな?
もちろん猫が好きっていうのはあるんだけど、野良猫を見ると私がエサをあげなきゃ死んでしまうって思ってエサをあげてしまう。
基本的にはそうした優しさが始まりなんだと思います。
しかし、エサをあげることに喜びを感じるんだけれど、適正に飼育する責任は負わない。
私はエサをあげてるだけ、私が飼育しているわけじゃないって人が多いんです。
でもね、エサをあげるってことは、飼育してるってこと。
自己満足で終わらないで、しっかりと猫のことを考えてほしいんです。
猫はエサをくれる人、いや、エサに集まってくるのです。
栄養満点のエサを食べて、不妊手術を受けさせなければ増えるのはあたりまえだよね。
結果、隣近所で糞尿被害に苦しむ人が増える。
更にその先にも様々な問題に結びつきます。
でも、先述したように、やさしい気持ちも理解できる。
だから、せめてその猫に不妊手術を受けさせてほしいと思います。
そうしないと、罪のない猫が、人のせいで罪そのものになっちゃうよ。
行政の考え方はそれぞれ違います。
また、こうした猫の課題に取り組む市民活動団体もいらっしゃいます。
不妊手術を受けさせるために捕獲等の手伝いをしてくれたり、新たな飼い主を探してくれたり・・・。
でも、一番大事なのは、猫の適正飼育を人間が知るということだと思います。
行政も市民活動団体もその周知や啓発をしています。
我が家にも元野良猫が3匹います。
室内飼育ですが、キジトラだけはハーネスを付けて散歩しています。
犬のように気持ちよく歩くわけではないので、忍耐力が必要であります。
基本的にせっかちな僕には困難です。(-_-;)
命を預かるのは大変だということですね。
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