教訓を活かして
平成30年6月18日の午前8時ごろに発生した大阪北部地震。
ニュースで通学路に倒れるブロック塀の画像を見た。
通学路に設定されているグリーンベルトの上にブロックが倒れこんでいた。
小学生が下敷きになって亡くなったとのこと。
一緒にニュースを見た皆揃って「ありえない」と声を出した。
このことを教訓に、岡崎市はその後どのような対応をしているのか?
教育委員会の職員さんに確認してみた。
愛知県からの指示を受け、各小学校に通学路に面した危険と思われるブロック塀などの現状を把握することを指示したとのことであった。
調べてみると、現状把握の方法は小学校でそれぞれ違うようである。
保護者からプリントで危険と思われる個所の情報を求める方法や、児童の一斉下校の際に教員が同行して見つけるという方法もあるようだ。
ちょっと心配なのです。
建築に対して素人が見て判断できるのだろうか?
見過ごすことはないだろうか?
通学路の危険と思われる個所の情報を抽出するのはいいのだが、その後はどうするのだろうか?
民地にあるブロック塀や石垣に対して行政が何かできるのだろうか?
保護者は危険個所だと情報を出しても、そのままとなり、変わらない事に不満が溢れるのではないだろうか?
考えられる唯一の策は通学路の変更しかないが、迷路のような通学路にならないだろうか?
今日、この心配に建築系の職人達が応えて、通学路を歩いてくれました。
プロの目で多くの箇所を報告してくれました。
この中から特に危険と思われる個所を絞りこみ、鉄筋の有無の検査をさせてもらうための許可をもらうために訪問しようと考えています。
その後は、検査の結果をふまえて地域や学校などに適切に対応してもらえるように提言していこうと思います。
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